アスノンエース施工資料
施工前の確認事項
- ●浴室用途や水を大量に使用する施設の壁面には使用できません。
- ●湿気ある下地、施工後に湿気を帯びる可能性のある下地または、たわみのある下地には施工しないでください。
- ●大きな振動を受ける恐れのある場所や、高温度・高湿度になる場所には施工できません。
- ●接着剤施工の場合、5℃以下の環境では施工しないでください。
取り付け
【両面テープ接着剤併用工法】
- ①間柱・胴縁を組み、6mm以上のアスノンまたは9.5mm以上のタイガーボードで捨て貼りをして下地を形成してください。
- ※下地は不陸がないように施工してください。
- ※別途、建築基準法およびその他基準などにて求められる厚さがある場合は、その厚さも準拠してください。
- ②アスノンエースの裏面に両面テープを貼り合わせ、強く押さえて基材に密着させます。
- ③アスノンエースの裏面に接着剤を直径5mmのビート状(線状)で高さ1mm以上塗布します。
- ④基材に貼った両面テープの離型紙を剥がしてください。
- ⑤位置を決めた後に、手で押さえこむようにして、下地に基材を押し当てください。
●化粧板1枚当たりの材料使用量
使用箇所 | ピッチ | 使用量(m2当り) | 使用材料 |
---|---|---|---|
壁面 | 300mm以内 | 0.8本(0.5本) | 接着剤 |
450mm以内 | 5.4m(3.3m) | 両面テープ | |
反りが大きい場合 | 200mm以内 | 1.4本(0.9本) | 接着剤 |
450mm以内 | 6.6m(4.0m) | 両面テープ |
【直張り工法】
- ①木下地は、必ず乾燥剤(含水率20%以下)を使用して間柱606mm、胴縁303mm以下の間隔で格子状に組んでください。
- ②位置を決めた後に、手で押さえこむようにして、下地に基材を押し当ててください。
- ③アスノンエースの色に合ったカラー釘で板端から15mm以上内側に100mm~150mmの間隔で留付けてください。
- ④カラー釘の頭を傷めないプラスチックハンマーなどを使用してください。
【直張り接着剤カラー釘併用工法】
- ①木下地は、必ず乾燥剤(含水率20%以下)を使用して間柱606mm、胴縁303mm以下の間隔で格子状に組んでください。
- ②木下地に接着剤を直径5mmのビード状(線状)高さ1mm以上塗布してください。
- ③位置を決めた後に手で押さえこむようにして、下地に基材を押し当ててください。
- ④アスノンエースの色に合ったカラー釘で板端から15mm以上内側に100mm~150mmの間隔で留付けてください。
- ⑤カラー釘の頭を傷めないプラスチックハンマーなどを使用してください。
●施工部材:両面テープ・接着材・シーリング
品名 | 品番 | 製品 | 規格 | 備考 |
---|---|---|---|---|
接着剤 | MPX-7 | 変成シリコン樹脂系・弾性タイプ | 333mLカートリッジ | F☆☆☆☆ |
両面テープ | SR-10 | 仮固定専用両面テープ | 1.1mm×20mm×10m | |
シーリング | SK-330□□ | 1成分形シリコン系シーリング | 333mLカートリッジ | F☆☆☆☆ |